食べれば太る、一般的にはそうかもしれませんが、世の中には食べても太れない人やそもそもそんなに食べられないという人も存在します。「痩せてていいね」など思われがちですが、当の本人にはその痩せすぎた体がコンプレックスとなっている人も多いのです。
太るサプリに配合されている成分はどんなものが効果的?
痩せすぎている人たちのコンプレックスを少しでもなくそうとつくられたのが太りたい人のための「太るサプリ」。しかし、一口に太るサプリといっても配合されている成分やサプリの形状は異なってきます。より、効率的に、より効果的にサプリを摂取するためにはどんなものがベストなのでしょうか?
ここではそんなサプリのより「太るための成分」についてご紹介します。
太るためには「たんぱく質(プロテイン)」が必要不可欠!
体を作る成分の中でも特にたんぱく質(プロテイン)の摂取は非常に重要となってきます。痩せている人の中には胃腸の消化機能が正常に働いておらず消化不良を起こしている人も多いのが事実。消化不良を起こしているということはそれだけ、栄養が体内に吸収されにくくなっているということです。食べ物から栄養を摂取できない分をサプリで補うのも効率の良い太る成分の取り入れ方と言えます。
健康な体づくりに必要なたんぱく質(プロテイン)ですが、一般的なもの(筋肉をつけるためのプロテイン)ではあまり効果を得ることができないかもしれません。「プロテインダイエット」という言葉があるように、プロテインの摂取だけで満腹感を得てしまうと、食事の摂取に影響を及ぼし、三食きちんと食べることができなくなってしまう可能性があるからです。そうなってしまうば、いくらプロテインで栄養を摂取しても意味がありません。食事がとれない•••ということにならないためにも、プロテインの他に食事に影響を与えない成分が入っているものを選ぶのがベストといえますね。
また、太るために飲むプロテインの中には、通常のプロテインよりも分子を細かくした低分子プロテインなんてものもあります。プロテインの成分をより細かくすることで、体内での消化吸収率を高める働きを期待することができます。食が細い、消化不良を起こしているかも•••という人は低分子プロテインを選んでみてはいかがでしょうか?
太る成分の代名詞!炭水化物
「炭水化物抜きダイエット」なんて言葉があるように、炭水化物太る成分の中でも代名詞的な存在です。炭水化物がなぜ太る原因となるのかというと、炭水化物の中には「糖」が大量に含まれているから。食事として摂取した炭水化物は消化分解によってブドウ糖に変化し、血液の中に取り込まれます。血液の中に取り込まれた糖は膵臓から分泌されるインスリンに取り込まれ、筋肉や肝臓に運ばれ、エネルギーとして活用されます。しかし、必要以上の糖を摂取してしまうと、肝臓や筋肉には取り込まれず、脂肪の方に蓄積されていくのです。これが炭水化物の過剰摂取が太るとされる所以です。
上記のように炭水化物は太るためには欠かせない要素ですが、食べ物から摂取しようとすると胃や腸にかなりの負担がかかり、消化不良の原因となってしまう場合が多いのです。食べているのに痩せないという人の中には、消化不良が原因で太れない体になっていることも多いので、食べ物からの過剰摂取は逆効果になる可能性が非常に高いといえます。そこで、サプリの出番。胃腸に負担をかけずに炭水化物(糖)を摂取することができれば、健康的に太ることが可能になるのです。
太るサプリを選ぶ際には、炭水化物(糖)が含まれているものなのかどうかもチェックポイントのひとつといえるでしょう。