太るために考えられる方法といえば、ほとんどの人は「食べる量を増やす」と答えるでし
ょう。しかし太るためには、実は「睡眠」も重要な役割を担っているのです。
脂肪や筋肉がつくのは食事をしているときでも運動をしているときでもありません。寝て
いるときに成長し、体が大きくなります。
寝ているときは「成長ホルモン」が最も多く分泌される時間だからです。成長ホルモンの
分泌を妨げないように、睡眠の質に気を配ることも太るための大切なポイントになります
。
睡眠の質を上げて太る
成長ホルモンは、深い眠り(ノンレム睡眠)のときに分泌され、その眠りが深いほど多く
の成長ホルモンが分泌されます。
つまり、何度も目を覚ましながら8時間寝るよりも、
しっかり6時間くらい深く質の良い睡
眠
をとったほうが成長ホルモンは分泌されやすいのです。
ただ長く寝ればいいというわけではありません。睡眠の質が重要。痩せ体質で太れない人
は、睡眠の質を高めることも太るためのコツと言えますね。
睡眠の質を高める習慣
・太陽の光を浴びてセロトニンを増やす
・寝る2時間前は脳を休める習慣をつくる
・太陽の光を浴びながら有酸素運動で体内リズムを整える
・食事でトリプトファンを摂取する
・就寝2時間前は飲食しない
・寝だめはダメ!睡眠時間は6時間~7時間が好ましい
・暗闇でテレビを見たり携帯電話を見たりしない
・ストレスを溜めないように気をつける
・適度な筋トレやストレッチを心がけて体をほぐす
太るために睡眠の質を高めたい人が「トリプトファン」を摂取するとき、せっかくならカ
ロリーが高い食材を選んで食べるのが効率的ですよね。
オススメは「バナナ」や「牛乳」、「ヨーグルト」や「プロセスチーズ」、「アーモンド
」や「白米」などの食品です。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ストレスが原因の睡眠不足
とくにストレスは自律神経系に影響を与え、浅い眠りの原因になってしまいます。成長ホ
ルモンの分泌に大きく影響しますので、ストレスを解消するようにしましょう。
たとえば、
・肌荒れがひどくなった
・髪の毛がパサついてツヤがない
・血色が悪い
・会話に集中できなくなった
・イライラしやすくて怒りっぽくなった
など、そんなサインが表れたら、もしかするとストレスが原因で睡眠不足を引き起こして
いるかもしれませんよ。
眠りが浅くなったり睡眠不足になったりすると成長ホルモンの分泌に悪い影響を及ぼしま
すし、くれぐれもストレス管理に気をつけてくださいね。
睡眠の質を高めましょう!
太りにくい体質の原因は一つではありません。いろんな要因が重なり合っていることもあ
ります。確実に太るためには、身近な生活習慣を見直すことも重要です。
太りたくても太れない人は、睡眠の質が悪いことも原因の一つになっているかもしれませ
ん。成長ホルモンの分泌を妨げないためにも睡眠の質を高めることが大切。
脂肪や筋肉がつくのは食事をしているときでも運動をしているときでもありません。寝て
いるときに成長し、体が大きくなります。
そのうえで、規則正しい食生活や太るサプリでウエイトアップするのが好ましいと言える
でしょう。太るための体質づくりに、ぜひ役立てみてはいかがでしょうか。