太るために欠かせない習慣といえば食事。かといって、たくさん食べる必要はありません。痩せ体質の人は爆食いしても脂肪は増えないからです。
ポイントは、体脂肪になりやすい=太りやすい食材を選んで毎日の食事で摂取すること。
栄養バランスも考えて、野菜やシーフードも上手に組み合わせましょう。
糖質の多い菓子類や高カロリーなジャンクフードを集中的に食べて太ろうとする人もいますが、この方法では偏った脂肪のつき方になってしまい好ましくないです。
お腹周りだけ太ったり内臓脂肪だけが増えたり、健康に害を及ぼすリスクがあります。今回は「太る食材」をテーマに、積極的に食べたい5つの食材をご紹介したいと思います。
じゃがいも
白米は150グラムで252カロリーですが、じゃがいもは150グラムで114カロリー。カロリーは低いですが、多糖類の「でんぷん」を多く含んでいるので中性脂肪が増えやすいです。
中性脂肪は体脂肪をつくるために必要な成分。ポテトサラダやポテトグラタン、肉じゃがやポテトコロッケなど、ほかの食材を上手に組み合わせて積極的に食べましょう。
バナナ
バナナは90グラムで77カロリー。複数の糖質を含んでおり、果物のなかでも糖度が高いので太りやすい食材と言えます。ライザップでは禁止されていますし、太るには適した食材。
そのまま食べてもOKですが、スムージーやヨーグルトに混ぜたりするなど、せっかくならバリエーションを楽しみながら効率よく摂取したいところです。
アーモンドやナッツ類
アーモンドは15グラム(10粒くらい)で90カロリー。基本的に大豆をのぞく豆類は糖質が高く、高カロリーな食材として有名です。また、炭水化物やタンパク質も豊富。
そのまま食べてもOKですが、砕いてドレッシングに混ぜたり細かく潰して料理に振りかけ
たりすれば飽きずに摂取できます。食べやすいので夜食や間食にもオススメですよ。
白米
糖質が多く含まれる食品と言えば白米。150グラム(小さめの茶碗1杯)で252カロリーですから、普段よりも少し多めに食べるだけでも太りやすくなる食材です。
できるなら、朝・昼・夜1日3食は白米を食べるようにしたいですね。朝はパンがいいという人は、食パンにピーナッツバターを多めに塗って食べるとカロリーアップになります。
※食パン・・・60グラム(1枚)で158カロリー
※ピーナッツバター・・・12グラムで77カロリー
タンパク質で体型をサポート
糖質の多い菓子類や高カロリーなジャンクフードを集中的に食べて太ったとしても、お腹周りだけ太って偏った体型になったら見た目の印象が悪くなります。ほかにも下半身だけ太ったり上半身だけ太ったり、そんなの嫌じゃありませんか?また、内臓脂肪だけが増えたりすると健康に害を及ぼすリスクが高く危険です。
バランスよく太るためには適度な筋肉も必要になります。太りやすい食材を食べながら、筋肉をサポートする栄養素として「タンパク質」を摂取することも重要。また、痩せ体質の人は、食べたものを腸で吸収する力が弱い傾向があるので、食物繊維や乳酸菌を摂取して腸内環境を整えるのも効果的です。
さらに、食が細くなりがちなので、ショウガやスパイスなどで食欲を増進するとよいでしょう。そうした補助食品も上手に摂取しながら、太る体質づくりをサポートすることも大切ですね。